「ザ・スターリン40執念【大破産】未遂記念パーティー【渋谷・白日夢】」
 開催! 2020.06.14


ザ・スターリン【大破産】に寄せて。

マンガ家は尻餅を付く。
40年前、ぼくはそんなマンガ家が大嫌いだった。マンガ家などと言う者は、机にしがみつく様に座り込みペッタン、ペッタン、椅子に尻を打ち付けているのだから。その姿は猿の様で、又その内実は映画、小説、絵画の物真似。それで先生様気取りときては糞と嘘の座蒲団替わりに鑑餅でも付いているのか!?と言いたくなる。それは今も変わらない。
歩きながら考え、彷徨ようて旅し走り抜ける。それが生きるということROCK'n'ROLLなんだ。
それは今も変わらない。
のんびり座って鼻をほじってる場合じゃ無いだろう?
創傷感と怨恨を逆手に取って性いっぱいの自惚をまぶした爆音がロックバンド「スターリン」なんだ!
あの日から40執念!おめでとうスターリン!
それは今も変わらない。

2020・6・12 宮西計三




「ザ・スターリン40執念【大破産】未遂記念パーティー【渋谷・白日夢】」開催!


ザ・スターリン1stアルバムtrash*39年ぶり再発記念!イヌイジュン著「中央線は今日もまっすぐか?オレと遠藤ミチロウのザ・スターリン生活40年」発売記念!

6月13日(土)、26日(金)、27日(土)、28日(日)に渋谷WWWX他で行う予定だったザ・スターリン40執念【大破産】はコロナ禍の影響で開催が延期に。・・・そこで、代替イベント「ザ・スターリン40執念【大破産】未遂記念パーティー【渋谷・白日夢】」を開催する。なお、当日の模様はインターネット同時配信(無料・投げ銭制)も行う予定です。

日時: 2020年6月27日(土曜日)11:45~16:10(11:30開場 )
*6セットに別れています。各回完全入れ替え制です。
場所: 渋谷 公園通りクラシックス

まずご注意!
コロナ禍中、客席の空気入れ替えを促進するため、各回40分の完全入替制6セット(入替時間5分)のショートプログラムです。ご来客におかれましてもマスク着用などのご協力をお願いいたします。また、各セット20名の人数制限があります。

ザ・スターリン’80s写真展
佐藤ジン、地引雄一、酒井透による80~85年のザ・スターリン写真展を、会場壁面を利用しておこないます。必見。

お買い物だけの利用もできます!
物販コーナーは会場入口外にありますので、イベントに参加しなくてもお買い求めいただけます。
前日発売となった書籍、イヌイジュン「中央線は今日もまっすぐか?オレと遠藤ミチロウのザ・スターリン生活40年」ほか、当日限定のザ・スターリングッズも販売いたします。上記書籍には本会場でのご購入にかぎり、出版のシンコーミュージックエンターテイメント提供による特製ポスターをプレゼントいたします。

ワインサービス
当日、会場ではザ・スターリンウオッカ「ワルシャワの幻想」でおなじみになった都商会がおいしいワインをサービスいたします。ご入場されない場合でも会場外に設置する物販コーナー周辺でワインをお楽しみいただけます。


[チケット]
予約/当日とも各セット1,500円

[ご予約]
ご予約はいぬん堂まで。
http://inundow.shop-pro.jp/?pid=151686224
ご予約の場合も予約サイトでお支払いいただく必要はありません。当日受付にてお支払いください。各回20名の人数制限がありますので、できる限りご予約をおすすめいたします。

[当日券について]
各セット毎、開演20分前から当日券を販売します。ご入場いただけなかった場合は整理券を発行し、次のセットの開演20分前までに受付までお越しいただければ優先的に入場できます。(次セットの入場を確約するものではありません)
当日券購入の際はかならず前の人との距離を1.5m以上開けてお並びください。


[イベントプログラム]
セット1
11:45-12:25 「JAZZアレンジのオトナのスターリン」ライブ「フィッシュイン」より1
(廃魚、T-Legsなどを予定)
セット2
12:30-13:10 「JAZZアレンジのオトナのスターリン」ライブ「フィッシュイン」より2
(フィッシュイン、バイバイ・ニーチェなどを予定)
セット3
13:15-13:55 トークショウ「ザ・スターリンの40年を振り返る」インディーズ時代
1981年新宿ACBでのライブビデオをご覧いただけます。
出演:イヌイジュン、宮西計三、佐藤ジン、酒井透
セット4
14:00-14:40 トークショウ「ザ・スターリンの40年を振り返る」STOP JAPから今日まで
1984年後楽園ホールでのライブビデオをご覧いただけます。
出演:イヌイジュン、宮西計三、行川和彦
セット5
14:45-15:25 「JAZZアレンジのオトナのスターリン」ライブ「トラッシュ」より1
(メシ喰わせろ、主義者(イスト)などを予定)
セット6
15:30-16:10 「JAZZアレンジのオトナのスターリン」ライブ「トラッシュ」より2
(アーチスト、溺愛などを予定)

ライブセット出演:
宮西計三(Vo)、ヒグチケイコ(Vo,Pf)、ko2rock(As)、稲毛ルイス(Ba)、イヌイジュン(Dr)




出演者紹介



マンガ家:宮西計三

1956年大阪に生まれ奈良に育つ。
1971年15歳の時に上京し真崎 守氏の弟子を経て73年徳間書店劇画大賞佳作第一席にてデビューする。
単行本.昭54年「ピッピュ」ブロンズ社、昭56年「薔薇の小部屋に百合の寝台」久保書店、昭55年「笑みぬ花」廣済堂出版、昭57年「金色の花嫁」昭59年「少年時代」共にけいせい出版、昭63年「頭上に花をいただく物語」東京デカド社、平1年「カボチャ王子+19篇」松文館、1990年「Esther」1994年「Lyrica」1999年「Maila」共にペヨトル工房、2000年「BALSAM & ETHER」河出書房新社。


ヒグチケイコ/ Keiko Higuchi

ヒグチケイコ/ Keiko Higuchi
身体、声、呼吸のつながりを探求し、即興からジャズまで幅広くこなすボーカリスト。
アメリカ・ボストンにて声を使うパフォーマーとして活動開始、'98年に帰国以来、その独特な声で表現される唯一無二の世界観は欧米での評価も高く、ソロの活動の他にも多くのコラボレーションやダンス、演劇などの作品に参加。過去には写真・執筆を発表している。
http://cleokcleok.wixsite.com/keiko-higuchi
www.facebook.com/cleokcleok
http://keikohiguchi.bandcamp.com/


ko2rock

R&RもSwingもSoulもWorld MusicもAvant-Gardeも。
多様なジャンルを駆け回り吹き散らかすサックスプレイヤー。
じゃがたら2020他で活躍中。

一言:まさかスターリンの曲を演奏する日がくるとは思ってもいませんでした…。


ルイス稲毛

魔術の庭、夜光虫、The Hundred Devils


イヌイジュン/Jun Inui

1959年 兵庫県尼崎市生まれ。ドラマー、建築家。
日本のパンクロックの象徴として一世を風靡したザ・スターリンを1980年、遠藤ミチロウと二人でスタートさせる。バンドの激烈なステージはメディアでも頻繁に話題になったが、メジャー・デビュー直前、最もザ・スターリンらしいと言われる激しく演奏も充実した頃、イヌイは歌手のミチロウよりさらに「過激」とされた。

85年のバンド解散まで断続的にザ・スターリンに加わり、2019年のミチロウ死去をきっかけにザ・スターリンX、ザ・スターリンYを組織、積極的な音楽活動を行っている。


佐藤ジン/Gin SATOH – Action Portraits –

1986年写真集『GIG』発刊。1978年~1986年のロックシーン、東京ロッカーズからパンク、ハードコアパンク、ハナタラシ、デビュー前夜までのブルーハーツほかを収録。来日ミュージシャン、暗黒舞踏、現代美術、世界都市風景、東日本大震災などを記録し続けている。2016年「FENTY×PUMA BY RIHANNA COLLECTION 」に写真作品が採用され、全世界で発売。2017年、灰野敬二「私だけ(1st. LP: 1981)」撮影、35年を経ての再発ジャケットアートワークを担当。長年更新していないHP「写真のしごと」にて80年代の写真を紹介中。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~gin/

Born 1948 in Sendai, Japan. He has taken a great many photographs in and around Japan and its rock scene, including butoh, contemporary art, cities and The Great East Japan Earthquake. He published the photo book GIG in 1986 with photographs of punk rockers and hardcore-punks and bands such as Tokyo Rockers, Hanatarash and The Blue Hearts, all taken between 1978 and 1986. In 2016, his work was selected as part of the FENTY×PUMA BY RIHANNA COLLECTION worldwide campaign. In 2017, he contributed images to the reissue of Keiji Haino’s debut LP Watashi-dake.
Photo books include: GIG (1986), NEW YORK (1991), Silence Geoglyph that Tsunami Drew (2011), IGGY POP by Gin SATOH (2017), etc.


酒井透

秘境・不思議スポット探検家/写真家。
1986年から5年間 写真週刊誌「FOCUS」(新潮社)編集部 カメラマン。逮捕直後の宮崎勤をスクープする。国内はもとより、これまでに50カ国あまりで取材活動を行っている。「興味のあることすべて」が取材対象。

著書に『中国B級スポットおもしろ大全』(新潮社)、『未来世紀 軍艦島』(ミリオン出版)、『軍艦島に行く』(笠原出版社)、『ニッポンの不思議スポットTHE BEST』(ミリオン出版)、『軍艦島 池島 長崎世界遺産の旅』(筑摩書房/共著)などがある。


行川和彦

1963年2月28日東京都八王子市生まれ。
1986年にDOLLでライター活動を始め、現在はレコード・コレクターズ、ミュージック・マガジン、ヘドバンなどで執筆中。

『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド1975-2003』(2004年~監修本)、『パンク・ロック/ハードコア史』(2007年)、『パンク・ロック/ハードコアの名盤100』(2010年)を発表<いずれもリットーミュージック刊>。現在4冊目を執筆中。

Hard as a Rockを座右の銘とする音楽文士&パンクの弁護人。